ローヤルゼリーで健康を手に入れよう

ローヤルゼリーに含まれるアセチルコリンとは?アセチルコリンの重要な役割

ローヤルゼリーにはタンパク質、ビタミン、アミノ酸やミネラルなどが豊富に凝縮されているうえ、ローヤルゼリー独自の成分も含有しているため、健康や美容の実現、その他にもさまざまな症状改善などに非常に役立てることができます。
そんな有効成分や栄養成分が豊富なローヤルゼリーですが、特に注目すべきはアセチルコリンの含有量です。実はローヤルゼリーに含まれているアセチルコリンの量は天然物の中でも群を抜いていて、ローヤルゼリーを摂取するだけでアセチルコリンをしっかりと体内に補っていくことができます。

アセチルコリンとは?(背景と化学式)

まずはローヤルゼリーに豊富に含まれているアセチルコリンとは、いったいどのような物質なのかについて見ていってみましょう。アセチルコリンの発見から化学構造、体内での重要な役割についてなど、アセチルコリンの全てを詳しく解説していきます。
アセチルコリン(ACh)は、コリンと酢酸のエステル化合物(縮合反応で得られる化合物)で、化学式はC7H16O2Nとなります。
1914年、Henry Hallett Daleによって初めて発見されました。その後Otto Loewiによってアセチルコリンが神経伝達物質であることが証明されました。
アセチルコリンは体の機能のさまざまな分野に深い関わりを持っています。 不足してしまうと健康を害するだけでなく、日常生活に支障をきたすような症状が出るようになります。さらに深刻な不足状態になると生命維持にまで影響を及ぼしてしまうこともあります。

アセチルコリンが不足すると起こる症状

アセチルコリン不足は、手足の自由や日常生活における運動機能に支障をきたすだけでなく記憶障害、睡眠障害、発汗障害、さらに便秘や消化器官の働きにまで影響を及ぼします。
このように非常に重要な役割をいくつも担っているアセチルコリンが不足しないようにするためには、含有率が断トツで高い ローヤルゼリーを摂取するようにすると良いでしょう。

アセチルコリン不足する原因

人間の体に非常に重要な役割を果たすアセチルコリンですが、実は私たちの身の回りにはアセチルコリン不足を招いてしまう要因があふれています。

  • 加齢・・・年齢とともに体内のアセチルコリンの量は減少する
  • 喫煙・・・喫煙はアセチルコリンの分泌を抑制する
  • 偏食やダイエット・・・慢性的な栄養不足はアセチルコリンも大幅に不足する
  • ストレスや睡眠不足などの乱れた生活・・・乱れた生活習慣はアセチルコリンを大量に消費する

このようにアセチルコリンが減少する要因はとても多いため、アセチルコリンは効率よく継続して補っていかなければ、不足してしまうという恐れもあるのです。

アセチルコリンの働き

アセチルコリンは体内で非常に重要な役割を担っています。その働きは多岐にわたり、体内のさまざまな機能や器官において必要不可欠な物質だといえるでしょう。主な働きとしてあげられるのは、以下の通りです。

  • 副交感神経の刺激作用
  • 血圧低下
  • 心拍数と脈拍の減少
  • 唾液分泌促進、消化機能のサポート
  • 瞳孔を縮小
  • 排泄、排尿に関与
  • 発汗
  • 運動神経における骨格筋の興奮
  • 記憶、学習、認知機能
  • 睡眠、覚醒
  • 内臓機能活性化

運動機能への働き

まずは運動系の神経に対してアセチルコリンが果たす役割を見ていきましょう。
運動する際に重要となるのがドーパミンですが、アセチルコリンはそのドーパミンと深く関わっています。
ドーパミンが上流となる大脳基底核(脳の中心部分)で働くのに対して、アセチルコリンは運動神経の末端、つまり手や足などの下流で働くという特徴があります。
脳の中心でドーパミンが分泌され、運動神経の末端でアセチルコリンが放出されるという連携プレーが成立することで、私たち人間は初めて手足を自由に動かしたり、立つ座るといった動作、普段何気なく行っているような動作をすることができるようになります。
どんなに脳がドーパミンを分泌し、運動神経に指令を出したとしても、運動神経末端でアセチルコリンがスムーズに放出されなければ、自由に体を動かすことさえできなくなってしまうのです。

自律神経系へのはたらき

交感神経や副交感神経の末梢部(末梢神経)は、それぞれ異なる神経伝達物質を交代する必要があります。
この神経伝達に必要となる物質が、ローヤルゼリーに豊富に含まれているアセチルコリンとなります。

アセチルコリンがなければ2つの自律神経のバランスが崩れる

アセチルコリンをローヤルゼリーの摂取でしっかりと補うということは、2つの自律神経のバランスを保つうえでも非常に大切な事です。アセチルコリンが交感神経と副交感神経に十分に作用することは脳や体が正常に働くために必要不可欠となり、どちらの自律神経にも欠かすことができません。
両方の自律神経に深くかかわるアセチルコリンの重要性をご覧ください。

【交感神経:副交感神経】

  • 精神・・・・・興奮:鎮静
  • 筋肉・・・・・収縮:弛緩
  • 呼吸・・・・・速い:遅い
  • 心拍数・・・・速い:遅い
  • 血圧・・・・・上昇:低下
  • 消化・・・・・抑制:促進
  • 疲労・・・・・蓄積:解消

このように、交感神経と副交感神経はどちらが強すぎても弱すぎても傾向には良くないのです。それぞれのバランスが非常に重要であるということが一目でわかります。

体温調節の要である発汗においてもアセチルコリンが大切

ローヤルゼリーでアセチルコリンをしっかりと補うということは、体温調節という人間の恒常性を維持していくためにも重要になります。
人間は汗をかくことで体温を調節します。発汗をコントロールするのは交感神経です。そのため伝達の役割を担う物質としてはノルアドレナリンのように思われますが、実は発汗という作用においては例外的にアセチルコリンを使用するからです。

エクリン腺は気温変化、味覚刺激、感動や緊張などの情動の変化などに反応して発汗、体温を調節する汗腺です。このエクリン腺による発汗に関係しているのがアセチルコリンです。
アセチルコリンが不足すると、気温への対応、辛いものを食べたときの発汗、動揺したときの体温変化などを上手く行うことができなくなります。

ローヤルゼリーのアセチルコリン摂取で期待できる効果

ではここからはローヤルゼリーを摂取することによって体内に豊富なアセチルコリンを補うと、どのような効果が期待できるのかについてご紹介いたします。上記のようにごく普通の日常生活を送るためにもアセチルコリンは非常に多くの役割を果たしますが、その他にもたくさんの効果を発揮することができます。

自律神経を整える

前述のように、アセチルコリンによって自律神経のバランスを整え、体の機能を正常に作動させるということが重要になりますが、そのほかにもたくさんの効果を期待できます。
アセチルコリンを自律神経に効率よく作用させ、自律神経を常に整えておくということは、以下のような副効果を生みだすことにもつながっていきます。

ローヤルゼリーのアセチルコリンで学習や記憶、認知機能アップも

アセチルコリンは脳内の「海馬」という部分の機能を維持したり、調節したりするためにも活躍します。
「海馬」は人の記憶や学習、認知などを司っている部分となります。この部分の機能をアップすることによって学習機能、記憶、認知機能を改善していくことができます。

睡眠中の記憶整理もローヤルゼリーでスムーズに

ローヤルゼリーにたくさん含まれているアセチルコリンを摂取すると、前述の海馬で行われる記憶の整理も睡眠中にスムーズに行うことができるようになります。
記憶の整理だけでなく定着もしっかりとすることができ、学習面や記憶面においても大きな前進を期待できます。

腸の蠕動運動も促進して便秘解消

アセチルコリンは腸の蠕動運動を活発にして、消化機能のサポートをしてくれるという役割もあります。ローヤルゼリーを摂取することで排泄がスムーズになる、便秘が解消されるということは、豊富に含まれているアセチルコリンが果たしている役割と言えるでしょう。

まとめ

ローヤルゼリーを継続的に摂取して、常に体に必要となるアセチルコリンを補うことは、日常生活を快適にするだけでなく、健康的かつより豊かな生活を実現するために必要なことになります。これまでアセチルコリンの重要性について気にしていなかったという人は、ぜひローヤルゼリーを摂取して十分な量のアセチルコリンを体内へと摂取していくようにしましょう。

[出典]ローヤルゼリーに含まれるアセチルコリンとは
http://bgm-fes.jp/2012/09/post-13.html