ローヤルゼリーのデメリットは?デメリットを知りローヤルゼリーをもっと活用しよう
しかしその反面、デメリットもいくつかあります。メリットとデメリットを両方理解しておくことは、ローヤルゼリー活用の上でも非常に大切な事だといえるでしょう。ローヤルゼリーにはどのようなデメリットがあるのかを見ていってみましょう。
大きなデメリットは2つ
現在解明されているだけでも、ローヤルゼリーにはたくさんのメリットがあります。生活習慣病の予防から更年期障害の症状緩和、めまいや耳鳴りに対しても改善効果が認められています。その他にも疲労回復、滋養強壮などの効果も高く、健康や美容のためにローヤルゼリーを活用している人が非常に多く存在しています。
しかしそんなローヤルゼリーにも、大きなデメリットが2点あります。価格が高いために経済的負担が大きいということ、そしてアレルギー反応です。
値段が高い
何といってもローヤルゼリーのデメリットは、価格が非常に高いという点です。近年では海外から輸入される比較的安価なローヤルゼリーもたくさん登場していますが、それでもやはりローヤルゼリーは他の健康食品に比べると高価だといえるでしょう。特に国産のローヤルゼリーは非常に希少価値が高く、健康や美容のために継続していくとなると経済的負担が大きくなってしまいます。
一般的なローヤルゼリーの平均価格としては、ローヤルゼリーの種類にもよりますが100gで三千円ほどになっています。しかし鮮度や栄養価が高いものほど価格は高騰し、100g一万円を超えるようなローヤルゼリーも少なくありません。
アレルギー反応を起こすリスク
アレルギー反応をおこしやすい食品として、卵や牛乳、小麦粉やそばなどがあげられますが、実はローヤルゼリーもアレルギー反応を引き起こしやすい食品といわれています。ローヤルゼリーに含まれている植物成分の中にアレルギーを引き起こす成分が含まれていることもあります。食物アレルギーや呼吸器系のアレルギーがある人、アトピー性皮膚炎だという人は、はじめてローヤルゼリーを摂取する時には医師に相談するようにしましょう。また、ローヤルゼリーを摂取し続けることでアレルギー反応を起こしてしまうというケースもあります。
タイプ別ローヤルゼリーのデメリットをもっと詳しく
ローヤルゼリーには「生ローヤルゼリー」「乾燥ローヤルゼリー」「調製ローヤルゼリー」という3つのタイプがあります。この3つのタイプのローヤルゼリーは、製造工程や状態などが大きく異なるため、それぞれのデメリットをしっかりと理解しておくと、さらに有効な活用ができるようになるでしょう。
ここではそれぞれタイプ別のローヤルゼリーのデメリットについて詳しくご紹介します。
生ローヤルゼリーのデメリット
蜜蜂の巣からローヤルゼリーを採取して、短時間のうちに新鮮な状態のまま商品にしたものが生ローヤルゼリーとなります。
新鮮で無添加、豊富な栄養素や成分を余すところなく体に摂りいれることができるという非常に大きなメリットがあります。しかし生ローヤルゼリーにはその反面、いくつものデメリットもあるということを覚えておきましょう。
刺激的な味や香り
生ローヤルゼリーはローヤルゼリーに含まれている特有の成分デセン酸の苦みや酸味、そして独特の香りがします。そのため、そのままでは摂取しにくいというのがデメリットだといえるでしょう。舌を刺激するような強い苦みや酸味がある上、おなじ蜜蜂が作りだす蜂蜜と違って甘みがほとんどありません。
保存が難しい
生ローヤルゼリーは無添加のため、デリケートで鮮度が非常に大切になります。いたみやすく、鮮度が落ちてしまうとせっかくの成分や栄養価が落ちてしまいます。冷凍や冷蔵して新鮮なうちに使い切るようにすることが大切です。
乾燥ローヤルゼリーのデメリット
乾燥ローヤルゼリーは生ローヤルゼリーの水分を90%以上取り除き粉末化したものです。味や臭いが気にならなくなるため摂取しやすいというメリットがあります。またそれだけでなく、長期保存が難しいという生ローヤルゼリーには無い、保存がきく、長持ちするというメリットもあります。
しかしその反面、乾燥して作りだすため、その乾燥方法に気をつけなければなりません。乾燥の仕方によってはせっかくの成分や栄養素が台無しになっている可能性もあります。
乾燥方法によっては成分が壊れていることも
ローヤルゼリーの成分は熱に弱く、加熱して乾燥させているという場合、せっかく含まれている有効成分や栄養素が破壊されてしまっているということもあります。
乾燥という加工の方法が確認しにくい
乾燥ローヤルゼリーをどのように加工したかを知るということも非常に難しいものです。乾燥する工程をはっきりと記載している乾燥ローヤルゼリーは少なく、成分の低下の割合を知る方法も限られています。購入する場合には、製造工程や乾燥の方法、栄養成分を明示しているか、サイトで後悔しているようなものを選ぶようにしましょう。
調製ローヤルゼリーのデメリット
調製ローヤルゼリーは乾燥ローヤルゼリーに添加物を加え、錠剤やカプセル、液体タイプなどさまざまな形状でさらに摂取しやすいようにしたローヤルゼリーです。保存や持ち運び、他の栄養素を強化することができるというメリットがありますが、デメリットとしては何といっても生ローヤルゼリーや乾燥ローヤルゼリーの成分とは、かなり差ができてしまうという点だといえるでしょう。
ローヤルゼリーとしての品質は劣る
さまざまな添加物が加えられている調製タイプは、ローヤルゼリー本来の含有成分や鮮度、品質が劣っているという点が大きなデメリットです。健康や美容に効果のある成分や、ローヤルゼリー特有の成分の含有量は他のローヤルゼリーの種類に比べて低くなってしまいます。
添加物が多く含まれている
ローヤルゼリーにもともと含有されていた成分が少なくなるだけでなく、添加物の多さも調製タイプのローヤルゼリーのデメリットになります。どのような添加物が入っているのか、粗悪な添加物を配合して価格を抑えているということがないか、添加物の中にアレルゲンがないかどうかをしっかりと確認する必要があるといえるでしょう。
まとめ
ローヤルゼリーを摂取する際には、たくさんのメリットの反面、デメリットもあるということを認識しておく必要があります。デメリットを理解し、そのデメリットを克服するような工夫をすれば、より効率よくローヤルゼリーのさまざまな効果を利用することができます。